測定値の見方
ChromeとJDownloader 2で、実際のDDownloadファイルを取得しました。ローカル環境は1 Gbpsの光回線ですが、どのファイルサーバーでもギガビット相当が出ると主張するための測定ではありません。各クライアントに表示された速度を記録し、無料版、Premiumの単一ファイル、並列ダウンロード、VPSを分けて扱っています。ファイル、サーバー、経路、時間帯はすべて同一ではないため、厳密な研究室ベンチマークではなく、実利用の参考値として見てください。
無料版のChrome:89.6 KB/s
無料ダウンロードは89.6 KB/sでした。48 MBのZIPファイルで1.7 MBを転送した時点でも、Chromeの残り時間は約9分です。同じ速度が続くと仮定すれば、1 GBに3時間強かかります。小さなファイルを一度だけ落とすなら許容できますが、分割アーカイブや複数リンクには向きません。ファイルごとの待ち時間や確認操作も、全体の所要時間を増やします。

PremiumのChrome:13.9 MB/s
プレミアムでは、1.1 GBのRARファイルをChromeでダウンロード中に13.9 MB/sを記録しました。掲載した無料版の数値と比べると約155倍です。有料版の最も分かりやすい効果は、DDownloadが無料ユーザーに設けている厳しい速度制限が外れることです。ただし、すべてのPremiumファイルが常に13.9 MB/sで転送されるという意味ではありません。

Chromeで4ファイル並列:約44.5 MB/s
Chromeの並列テストでは、4ファイルが9.6、11.1、11.9、11.9 MB/sで動作していました。撮影時点の合計は約44.5 MB/sです。1ファイルまたは1つのサーバー経路が10〜14 MB/s付近で頭打ちになる場合でも、同時ダウンロードによって高速回線をより有効に使える可能性があります。分割RARを1パートずつ手動で開始する手間も減ります。

JDownloader 2:約43.5 MiB/s
JDownloaderの画面では、4つのアクティブなパートが13.39、11.05、10.56、8.52 MiB/sを表示し、合計は約43.5 MiB/sでした。JDownloader 2は、多数のリンクをまとめて追加し、進捗を確認しながらアーカイブの順番を管理する用途に向きます。Account ManagerへPremiumアカウントを追加し、DDownload側のアカウント設定でも直接ダウンロードを有効にします。

別環境のVPS:合計123.78 MB/s
最も高い数値は、別環境のVPSで測定したものです。クライアント全体で123.78 MB/sを示し、複数ファイルが帯域を分け合っていました。この結果は、DDownloadの速度がネットワーク経路に強く左右されることを示しますが、一般家庭で期待できる通常値として掲載するものではありません。欧州の接続性が高いサーバーは、別地域の家庭用ISPよりホストまでの経路が良い場合があります。

実測結果から言える範囲
今回の測定では、Premiumによって無料版の速度制限が明確に外れ、同時ダウンロードも有効でした。一方で、全利用者に共通する最低速度は証明できません。ISPとの経路が分からない場合は、自分のリンクを試さずに年額契約するより短期プランが安全です。